革をまるごと一枚買うのは高いので、半端物をよく買いました。焼き印の部分とか、端の方で余った革を何枚かまとめて売っている店があります。私がよく行っていた店では、30センチ×15センチくらいの物を4〜6枚で2〜3千円位でした。その時の領収書を見ると“エン革”と書いてあります。靴底に使うような革で“タンニンなめし”とかいう奴(自信無し)だと思います(追記:店の人に聞いたところ“ヌメ革”というらしい)。すごく良い革です。東京の浅草にあります。素人にも親切に応対してくれます。東京の方で行ってみたい方は、台東区浅草7丁目辺りを歩いてみるといいかもしれません。
下に敷いてある革は買った時の状態のまま。
3〜4年で5万キロ以上走った自転車は処分しましたが、グリップは全然問題無い状態だったので捨てずにとっています。
夏の太陽や風、雨、雪、排ガスにも耐えて、おまけに手間知らず。手の油と汗と摩擦でいつもピカピカの状態で、現役時はニスを分厚く塗ったように見えました。実用の面でも、普通雨に濡れるとグリップは滑りやすくなるものですが、これは濡れれば濡れる程グリップ力が増して安心できました。タイヤは滑るので怖かったです。
マウスパッドはただ切っただけ。リストパッドは厚さ3ミリの革を3枚重ねて縫っていますが、3枚は失敗でした。真ん中の革の手入れができません。横幅をキーボードに合わせていますが、左右5センチ程長い方が使いやすそうです。
これらは1996年頃から使っています。手入れはサドルソープで汚れを落として保革油を塗りこんでいます。マウスパッドの表面はベタつくのが嫌なのでサドルソープだけです。これだけでも大丈夫そうです。最初の頃はベタつかない保革油も使っていました。
キーボードの調子が悪くなったので買い替え。小さいのを買ったので左右5センチ程余裕ができました。やはり横幅に余裕がある方が使いやすいです。
リストパッドの手前角を丸くしているのは服の袖が引っかからないようにする為です。丸くないと袖が引っかかって苛つきます。
2002年6月3日
キーボードの手前4センチから5センチは手が当たってないので、キーボードとリストパッドの間に革を一枚敷いて物置きにしてみました。けっこう快適です。
2004年10月5日
キーボード・マウス間の手の動きをスムーズにするために、リストパッドを横に長くしてみた。
かなり快適。マウスを動かす範囲は狭くなったが、マウスはこれで十分。
色が白っぽいのはまだ新しいから。使っているうちにマウスパッドと同じ色になるはず。今回は厚さ7ミリの革を二枚重ねにしています。
2006年2月8日
汗をかく季節は革がべたついて不快です。仕方なく手拭を敷いて使っていますが、快適とは言えません。
手拭はパソコンを使わない時のキーボードカバーとしても使っています。
汗をかく季節に革のリストパッドは向きません。
(注)リストパッドはリストレストともいうらしい。というかリストレストの方が一般的らしい。Googleで検索したら、リストパッドだと1万6千件。リストレストだと16万3千件。
2006年7月14日
追記:パームレストだと32万2千件。
2006年10月9日
Natur seal(ネイチャーシール)という靴用は、塗ってしばらくしてからブラシをかけるとツルツルのピカピカで、さわってもベタつかないというすぐれ物です。ただ何年か前から見かけなくなってしましました。どなたか売っている所をご存じの方教えてください。(削除:売っていません。確信しました。2004年7月追記)
普段使っているのはホワイトベアー株式会社の No.1 スポーツオイルという固形保革油です。これはミンクオイルという保革油と違って変に柔らかくなったりしません。ミンクオイルは柔らかくなり過ぎるような気がして、好きではありません。Siliconeという成分が怪しく感じてます。私はただの素人ですので勘違いの可能性大です。
ホワイトベアー株式会社は、現在合併等でホワイトプロダクト株式会社(注意:音楽が鳴ります)になっているそう。NO.1 スポーツオイルは生産中止で、現在はNO.3-W スポーツオイル40という商品があるそう。この二つの商品の違いは……
教えていただきました。
2006年9月追記
1年程使った後だから汚いですが、作った時はもったいないくらいキレイでした。
2000年5月
ファインダー(アイピース)部分が金属の古いカメラで眼鏡を保護するための物。径15ミリと12ミリのポンチで穴開けしただけ。接着剤は二つの溶剤をまぜて使うエポキシ系がオススメ。瞬間接着剤とか他の接着剤は使っているうちにすぐ剥がれましたが、これは10年以上ついたまま。剥がす時は、針など尖った物を使うときれいに剥がれます。
2001年7月
水を吸ってくれるのでコースターの素材として良い感じ。色がかなり違いますが同じ革です。使用前と使用後。
2002年9月